考えること

残り1里の旅

【 81歳の今、「ほどよい加減」と「揺れ」の中で生きている】

●81歳の今、「10年」と「明日」のあいだで揺れる81歳になった今、ふと「あと10年生きるかもしれない」と思うことがある。その一方で「明日終わるかもしれない」という感覚も、同じ重さで胸に浮かぶ。この二つの”かもしれない”のあいだで、心は時に...
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世界の挨拶から学ぶ「ハグ」の力ーー日本の高齢者家庭に届けたいぬくもり

1.日本で静かに広がり始めた「ハグ」という挨拶近年、日本の街角でふと目を向けると、以前はあまり見かけなかった光景が広がり始めている。飛行場の到着ロビー、駅のプラットホーム、レストランの待ち合わせで――若い女性同士が軽く抱き合って再会を喜ぶ姿...
残り1里の旅

【ネパールの大規模土石流災害は何を教えているのかーーー自然のシグナルを見逃さないために】

【ヒマラヤ渓谷で起きた大規模土石流の衝撃】ネパールのヒマラヤ渓谷で起きた大規模土石流の最初の報道が入ったのは、8月26日。渓谷に挟まれた町全体を、そして中国とネパールの国境検問所の建物を背後から襲いかかり、一瞬にして飲み込んでしまった土石流...
残り1里の旅

「ゆっくり来いよ!!」「アワテルナ」と言い残した友

昨年から本格的に始めたはずの書籍、写真、手紙、仕事関係の資料などの整理が、思うように進んでいない。その理由の一つは、整理を始めると決まって写真を見返したり、手紙を読み耽(ふけ)ったりしてしまうからだ。今日は久しぶりに、80歳まで続けた年賀状...
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「猛暑」「酷暑」で思い出すこと

先週くらいから、TVの天気予報は、日本列島全体が「猛暑」で赤く、ところにより「酷暑」の紫色です。6月が、昨年に比べてかなりしのぎやすかったので、たかをくくっていたら、この暑さです。昨日、取り残した畑のジャガイモ堀をしようと、朝早く畑に出かけ...
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「わが人生に悔いなし」の色紙を見て考えたこと。

もう数年前になりますが、在職中に限らず退職されてからも大変お世話になった、元上司の告別式に参列しました。祭壇の前には彼の自筆の「わが人生に悔いなし」という色紙が画架に飾られていました。それは、以前老人施設に入っておられた彼を何度か尋ねた時、...
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歴史を直視し、歴史を学ぶことの大切さ(4)

「歴史を知らなかった」は通らない。これからのアジア・世界との交流オランダやヨーロッパの多くの国々には、先の大戦の歴史を語り継ぐ社会的な仕組みがあります。しかし、日本にはこのような仕組みがありません。また我々80歳以上の世代は、「学校で現代史...
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歴史を直視し、歴史を学ぶことの大切さ(3)

歴史を語り継ぐ、オランダやヨーロッパの覚悟と仕組み オランダにおける5月4日の「戦没者追悼記念日」の2分間の黙祷。毎年5月からヨーロッパ諸国において始まる、毎日長時間にわたり報道される第二次世界大戦に関するドキュメンタリー。これらを体験して...
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歴史を直視し、歴史を学ぶことの大切さ(2) 

「歴史の事実を全く知らなかった私」オランダのケース:オランダ人抑留問題第二次世界大戦中の日本軍によるオランダ人抑留(1942~1945)事件については、1991年にオランダに赴任してから「日蘭交流400周年記念事業」年の2000年まで全く知...
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歴史を直視し、歴史を学ぶことの大切さ(1)

今年6月、天皇皇后両陛下が、オランダとベルギーを公式訪問されました。ウイリアム・アレクサンダーオランダ国王夫妻主催の晩さん会での陛下の「特にオランダでは、今なお当時の痛みを負い続けている人々もおられることに思いをいたしたいと思います。過去の...